【50代女性の転職の実態】未経験でも正社員として働くには!?

50代女性の正社員採用は!

転職を考えている50代の女性の中には大きな不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

50代になると、年齢を理由に採用を見送られるケースが多々あります。

そこで今回は、50代女性の転職の現状や実態、未経験から正社員として働くためのポイントを紹介します。

他には未経験でも50代女性が転職しやすい業種・職種なども徹底解説していきますので、あなたの転職活動の参考にしてみてください。

50代女性は正社員としての転職が本当に厳しいの?

50代女性の転職が厳しい状況を、記事で見ることがありますが、実際に自分が50代で転職活動していたら不安に感じますよね。しかしネット記事では確たる根拠はありません。むしろその逆だったという事実が以下のデータから読み取れます。

女性の労働力率をデータとして公表している「男女共同参画局の女性の労働力率(M字カーブ)の形状」から読み取ると、女性の20~35歳位は結婚・出産・育児のための労働力が低下しています。その後、育児が落ち着いた世代では就職しています。

45~54歳の雇用者総数が680人で正規雇用307人・非正規職員373人の内訳です。非正規雇用が上回るけれども正規雇用も総数の45%の結果がでています。

自分の能力と考え方、選択次第により正社員としての道を切り開いて行けます。

雇用形態/年齢 15~24歳 25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~64歳 65歳以上
2022年度役員を除く雇用者
総数5,689人
530 1049 1175 1421 985 529
男3,008人 260 561 633 742 523 289
女2,681人 270 488 541 680 461 240
(以下詳細)            
正規の職員・従業員 男 136 481 574 678 387 83
正規の職員・従業員 女 127 335 279 307 159 41
非正規の職員・従業員 男 124 80 59 64 136 206
非正規の職員・従業員 女 142 153 262 373 303 199
参考資料:総務省統計局「年齢階級別非正規の職員・従業員の内尺(2022年平均)転職について」を参考に表を作成
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/index1.pdf#page=17

50代女性の就活の実態は、総務省統計局の令和2年の転職者実態調査によると、ハローワークなどの公的機関の利用が最も多く、求人サイトや求人情報誌、縁故(知人・友人など)によるものがほとんどです。(下記の表で確認できます)

テレビや携帯電話の広告では、キャリアコンサルティング情報が人気が高いと勘違いしてしまうほど多く見かけます。しかし実際にはハローワークや求人サイトの利用によって就職している方々が大多数を占めているのが現状です。

  総数
%
ハローワークなど
公共機関
民間の職業紹介
機関
求人サイト
求人情報専門誌
新聞・チラシ等
企業ホームページ 企業訪問 出向
前の会社の斡旋
縁故
(知人・友人等)
その他 不明
男 100.0 31.7 14.8 36.0 15.7 2.8 8.6 27.6 9.2 0.6
女 100.0 37.8 14.8 42.8 14.2 2.1 4.8 25.8 7.5 0.7
50~54歳 100.0 45.1 16.4 37.0 10.4 1.6 9.1 24 10.2 1.2
55~60歳 100.0 39.9 10.4 29.2 11.5 3.5 15.7 27.8 12.7 0.6
参考資料:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」表17を参考に表作成
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/6-18c-r02.html

再就職の意思があるのに就職できない理由

総務省統計局の令和2年の転職者実態調査のデータでは、45~54歳までと55~59歳までの人の就職できない理由として

  • 希望する職種と内容が合わない
  • 自分の年齢と求人年齢が合わない
  • 希望する賃金と合わない

など挙げられます。以上のことから自分が希望する職種でない、賃金が合わない、そうなると候補企業にもならないので出会えるまで時間がかかります。

また人によっては健康上の理由で退職したり、様子を見ながら転職活動を考えたり、場合によっては時間をかける必要があるなど再就職の意思があってもなかなか就職できない理由があります。

転職が決定するまで期間はどれくらいか

50代の転職であっても「就職が決まらない」といった状況は少ないのではないかと思われます。データによれば50代の雇用率は20代~40代の人たちと大差はなく、50代の転職希望者の半数が3か月以内に転職が決まっています。

決意が固ければ思いきって転職するのもよさそうです。

また転職活動期間がない方は、知人や人脈を活用して紹介してもらうケースも考えられます。そのため「離職期間なし」という人もいます。

単位:% 離職期間
なし
1か月未満 1か月以上
2か月未満
2か月以上
4か月未満
4か月以上
6か月未満
6か月以上
8か月未満
8か月以上
10か月未満
10か月以上 不明
総数 26.1 27.6 13.3 12.9 4.6 3.5 1.7 5.5 4.8
男 24.7 26.8 13.4 13.8 4.0 3.9 1.5 5.6 6.4
女 27.9 28.7 13.1 11.7 5.4 3.0 2.0 5.0 2.6
50~54歳 22.9 17.6 18.3 15.5 7.5 4.2 3.2 5.5 5.5
55~59歳 22.0 29.0 16.0 11.2 4.2 3.5 1.2 5.7 7.2
参考資料:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況(直前の勤め先を離職してからの現在の勤め先に就職するまでの期間)」参考に表作成

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-r02-2-03.pdf

次に早期に転職ができるには、どんなことを意識して成功させたか見てみましょう。

50代でも転職できる!成功のための3つのポイント

ここまでは50代女性の転職事情を紹介してきましたが、ここからは転職が成功するためのポイントを紹介していきましょう。

1:転職する前に今の会社を辞めない

転職するためには準備や用意があるため結構時間がかかります。自己都合で退職すると3か月間は失業手当を受け取れません。

そのため転職を安易に考えて、すぐに会社を退職した場合後悔することになりかねませんので、退社前にもう一度「本当に退社すべきかどうか」を念入りに考えることも手段の一つです。

2:前職の地位に固執しない

前職で築き上げてきた地位にこだわることで、転職先候補が狭まり応募する企業が減ってしまい、再就職するまでに時間がかかることが予測されます。

たとえば前職が大きな企業であったとして、転職先の会社が小企業、さらに階級が低かったとしても、前職の経験を活かして働くことにより、充実感を得られたり、自分の考え方を変えたりすることで、新しい自分を導き出せるのでしょう。

3:資格を取得

前職と違う職種を考えているならば、その職種に必要な資格を取得することを考えてみましょう。

たとえば営業職から経理事務になりたいのであればExcelの資格を取得することや、ドラッグストアで働きたいのであれば登録販売者の資格取得に挑戦してみましょう。それにより第2・3類医薬品の飲み方や副作用について説明することができ、就職に有利になります。

それぞれの職種で必要となる資格を確認して、資格取得をすると再就職しやすくなるでしょう。

50代女性が転職を成功させるお勧め資格4選

日本の人口推移「統計局の図3・年齢区分別人口の割合推移表」に年代別統計表を確認すると、65歳以上と75歳以上は右肩上がりで推移しています。このデータから推測すると高齢化社会に向けて求められる職種が転職を早めに成功させるのではないかと考えます。各職種に必要な資格4選を選んでみました。

医療事務

病院やクリニックの受付事務・医療費の計算などの業務を行い対応します。医療事務資格は主催する団体が違い4種類になります

医療事務資格の主催者

1:医療事務技能審査試験(主催は日本医療教育財団)

2:医療事務管理士(主催は技能認定振興協会)

3:医療事務認定実務者(主催は全国医療福祉教育協会)

上記3つの資格は主催者が違っていること、受験料の違いや問題形式が多少異なっている程度、どの資格を取得するのかは試験の開催日時と自分の予定に合う資格、自分が取りたい資格で構いません。

医療事務を目指すなら知ってお得な資格

4:診療報酬請求事務能力認定試験(主催は公益財団法人日本医療保険事務協会)

厚生労働省が認定した資格です。全国一斉統一試験で毎年7月と12月に実施されます。

レセプト点検・レセコン入力など専門分野が入るため多くの医療機関で求められています。

診療報酬請求事務能力認定試験は、診療報酬請求を向上させた称号として取得しておくと、給与面だけでなく転職に有利な資格となります。

登録販売者

ドラッグストアや薬局で第3類医薬品および第2類医薬品の説明ができる資格です。医薬品販売を行う店舗で幅広く活躍できること、自宅から近い店舗を見つけやすいことで通勤時間を短縮できるメリットがあります。

資格を得るためには都道府県ごとに開催される、年1回の試験に合格しましょう。なお合格後は販売従事登録証の申請を申請手続きをしないと就業できません。

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

2013年までホームヘルパー2級の資格は、制度改正により介護職員初任者研修に代わり、認知症の知識を取り入れケアできる資格になっています。

要介護者の食事・入浴・排せつの「身体的介護(身体的介護は身体に触れるため資格が必要)」と掃除・食事・買い物の「生活介護」の両面から介護に従事できます。

自宅学習が40時間とスクーリング90時間が必要です。受験資格は年齢や介護経験がなくても受験できて合格基準は70点以上です。

簿記

事務職に就きたいのであれば「簿記」を取得することで、企業の事務から財務関連の仕事に携わることができます。簿記の資格は主催する団体により3つの資格があります。「日商簿記・全経簿記・全商簿記」それぞれ難易度が異なります。

  • 3級を取得することにより基本的な経理、財務事務が理解してスムーズに行えるようになります。3級はテキストと過去の問題集などで勉強をして、独学で取得することも可能です。
  • 2級は財務表の数字を読み取ることや、企業の経営状況も理解することができる資格のため3級より難易度は上がります。
  • 1級はさらに難易度が高く、公認会計士や税理士を目指す方が取得すると良いでしょう。

50代女性が未経験から転職しやすい業界・職種を紹介

厚生労働省「一般職業紹介状況」Press Releaseの集計表によると求人倍率数が多い職種は社会保険・社会福祉・介護事業分野がトップで、小売業、宿泊業・飲食サービス業と続きます。求人が多い職種はチャンスが多いと言えます。

参考資料:厚生労働省「一般職業紹介状況」Press Release
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001089526.pdf

そして厚生労働省の職業情報提供サイトjob tabでは、未経験でも比較的入りやすい職業紹介として数々の職種がアップされています。職種ごとに分類され販売、サービス業など女性でも働きやすい職種があります。

どのような仕事内容であるかYouTube動画にて確認できるので検討しやすくなっています。
参考として確認するのもよさそうです。

参考資料:厚生労働省の職業情報提供サイトjob tabより「未経験でも比較的入りやすい職業を見てみよう」
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/OccupationsEasy

まとめ

50代女性の転職事情は厳しいと思っていましたが、総務省統計局のデータによると前職を退職して3か月以内に就職している方が半数近くいることがわかりました。

雇用の内訳は非正社員が半数以上、正社員は45%の確率で採用されています。この結果から転職の意思が固い方は転職活動をしてもよさそうですね。

またこの機会にキャリアアップのため資格を取得することを考えても良さそうです。

さらに転職の意思が固ければ前向きに考えて準備することで正社員登用も実現できますね。

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犬丸結比

2021年6月よりライター活動しております。 得意ジャンルはメンズファッション、レディースファション、美容、化粧品関連、自動車関係、損害保険、生命保険です。

主にファション関係は21年間携わっていて店舗運営、素材、ディスプレイ、販売歴もあり流行にはとても敏感です。

美容、化粧品は力を入れており資格を取得するため勉強しております。 自動車に関しましては数々の車種に興味があり調べています。 実際に乗り比べしております。

損害保険、生命保険は6年間の営業活動していました。 今後は得意分野を活かして記事作成に努力します。 どうぞよろしくお願いいたします。

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