「しつけってこんな感じでいいのかしら」「間違った叱り方をしてないかしら」と、悩んでしまってはいませんか?
しかし、しつけの意味や必要性を理解すれば、行動に確信を持って、子どもにあった叱り方が出来るようになるんです!
そこで、子どものしつけについて育児歴5年、二児の母である私が、年齢別のしつけから叱り方まで徹底解説していきます。
これを読んで、あなたも子どもの年齢にあった正しいしつけを心掛け、充実した育児ライフを楽しみましょう!
Contents
なぜ子どもにしつけが必要なの?
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本来、しつけとは社会のマナーやルールを教えて、子どもの自律を訓練することです。
親は、子どもを自立した大人に育てる意識が大切です。
上記の例のように、子どもが大人になった時に、困ることが無いようにイメージしましょう。
些細な事を心掛ける行動が、しつけの第一歩です。
そして、もう一つ忘れてはいけない事があります。
それは、子どもが聞きたくなる信頼関係を作ることです。
信頼関係を作ることで、大人の言葉に耳を傾け、物事の良し悪しを正しく学んでいけるのです。
信頼関係を育むには、子どもとのスキンシップなど一緒に楽しめる事をしましょう。
子どものしつけは何歳から?
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年齢に関わらず、生まれてすぐからしつけは必要です。
とはいっても、赤ちゃんに強めに注意してもビックリして泣かれ、怖いという印象を与えるだけです。
強く注意するのではなく、ルールを教えて行きましょう。
例えば、赤ちゃんが熱い鉄板に触ろうとしたら「ヤケドするからやめようね」と手をとめるのもしつけの一つです。
言ってもわからない年齢ですが、繰り返すことで子どもはルールを習慣化して覚える事が出来ます。
子どもの将来のためにも、生まれてすぐからしつけを意識しましょう。
年齢別の正しい叱り方を解説!
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叱り方にも色々あります。
こちらの言い分を一方的に言っても、伝わりません。
もちろん、その時々で伝わる叱り方があります。
では、年齢毎にあった叱り方をそれぞれ見ていきましょう。
【0歳】危険回避と優しく諭して
1歳までは、叱ることは最低限に留めておきましょう。
この時期は、何にでも興味を示し、大人にとっては困る行動をします。
例えば、ティッシュを出したり、紙をビリビリに破いたり、何でも口に入れてヨダレでベチャベチャにしたりします。
これらの行動は、子どもの好奇心・探究心を高めてくれます。
子どもは、何でもさせてくれる親に心を開きます。
その結果、注意をされるといけないことだと理解します。
他にも、自分で出来た達成感からの自己肯定感の向上にも繋がっていきます。
とはいっても、危険なモノを触らせるのは避けたいです。
万が一触ってしまったら、すぐに止める必要があります。
基本的には、子どもが触る可能性のある場所に、危険なものを置かないように、大人が先回りして片付けましょう。
もし、子どもが先に見つけても、触りそうになったら手を優しく止め、他に興味を向けてあげてください。
【1歳】挨拶と子どもの言葉を代弁して
1歳を超えてくると、少しずつ言葉を発し出します。
言葉を発し出したら、まず挨拶を教えていくと良いでしょう。
わざわざ教えなくても、この頃の子どもは大人を真似したい時期です。
大人が「おはよう」「こんにちわ」「ありがとう」「ごめんなさい」を正しく使うことで、自然と使えるようになる子もいます。
そして、早い子だと自我が芽生え出します。
自己主張が出始めますが、まだ言葉が上手く喋れません。
伝えたいことを代弁して、気持ちに寄り添う事も忘れないでください。
【2歳】何でもしたい成長期
2歳というと、大半の子がイヤイヤ期に入ってきます。
何でも自分でしたいのは、成長の証です。
これを機に、食事や歯磨き、着替えなど日常生活を嫌がらない程度にさせてみましょう。
大人が軽く補佐をしながら、出来た事はいっぱい褒めてあげてください。
癇癪(かんしゃく)が出始めるのも、この時期が多いです。
癇癪は大人が気持ちの余裕を持って、優しくしっかり抱きしめてなだめてあげましょう。
思うようにいかなかったことで、出るパターンが多いです。
一緒に気持ちの整理をしてあげると、少しづつ癇癪が出る回数も減ってきます。
根気のいる作業ですが、大人も煮詰まらないように息抜きをしながら、子どもと向き合いましょう。
【3歳以上】理解力がグンと上がる
3歳からは、良い事と悪い事が理解出来るようになります。
駄目な事は、真顔で目を見て伝えると、理解してくれる年齢です。
そして、駄目な理由を一緒に伝えれると理解力はさらにアップします。
何回も同じ間違いを繰り返して、経験を積んで覚えていきます。
「この前も言ったよね?」などという言い方は、子どもの自尊心を傷つける事になります。
子どもを傷つける言葉は、選ばない様に努力しましょう。
子どもを叱るときに注意すること!
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最後に、子どもを叱るときに注意してほしい事を、いくつかお伝えします。
叩かない
昔は、子どもに手を上げる大人がどこにでもいました。
自分がされてたからと、子どもに手を上げてはいけません。
子どもに恐怖心を与え、駄目な理由を理解出来ないまま、大人になってしまう恐れがあります。
暴力は、良い結果を生みません。
何が悪いのか、理解出来るように言葉で伝えましょう。
駄目な事は短い言葉でわかりやすく
言いたい事は、短い言葉でわかりやすくいうと伝わりやすいです。
難しい言葉だと、子どもは理解に苦しみます。
「お友達が、怪我をするといけないから駄目だよ」
「我が家のルールは、こうだからこうするよ」
など、子どもに伝わる言葉で端的に伝えましょう。
子どもが理解できる叱り方は、わかりやすく短い言葉です。
褒めること
叱ることと同じように、褒めることも忘れてはいけません。
褒める事は、子どもの自信になります。
自信がつくと、叱られてもただ落ち込むだけではなく「次回から気をつけよう」と自分で考える子になります。
一般的には、褒めること5回に対して、叱ることは1回の割合がベストです。
まとめ
年齢にあった、正しい叱り方を意識しましょう。
その時々にあった大人の対応は、子どもの成長に大きな影響を与えます。
とはいっても、しつけは根気のいる作業です。
わかってはいても、叱りすぎたり、心に余裕が無くなることもあります。
子どもを一人前に育て上げる壮大なミッションがあるものの、大人が気疲れしては、子どももまともに成長出来ません。
私達は、子どもと一緒に成長しています。
是非、無理せず、気晴らしをしながら、子育てを楽しんでやっていきましょう。
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渡邉まき
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