女性のおしゃれといえば、メイクやファッションに気を使うことはもちろんですが、ヘアスタイルを決めることも大切なポイントです。
せっかく素敵な洋服を選んでも、ヘアスタイルがいまいちだとなんだか残念な気持ちになりますよね。
とはいえ、髪のおしゃれにカットやパーマ、ヘアカラーも試したい!となると、残念ながら髪の健康には良いとは言い難く、髪のダメージが気になる……というお悩みを抱えている方が多いと思います。
サロンでのケアはお金と時間がかかり、頻繁にできるというわけではありません。
「サラサラな髪には憧れるけど、お金も時間も余裕がないわ」という方に、セルフケアでサラサラ髪を目指す方法をお伝えしますね。
Contents
髪がダメージを受ける原因とは?
引用:フリー写真素材ぱくたそ
まずは髪がダメージを受ける主な原因を5つご紹介します。
1、紫外線ダメージ
髪が日光にさらされることにより、肌と同じように紫外線を受けて火傷状態になります。キューティクル(髪の3層構造の一番外側)が傷つき、メラニン色素が壊される ことにより、髪色が少しずつ薄くなってしまいます。
2、ヘアカラー・パーマダメージ
カラー剤やパーマ剤の成分はキューティクルをはがし、栄養素を流出させる原因になります。
3、アイロン・ドライヤー・ブローダメージ
熱によりキューティクルやコルテックス(髪の3層構造の真ん中)といったタンパク質を固めて変形させてしまいます。
4、ブラッシングダメージ
ブラッシングし過ぎによりキューティクルをはがしてしまいます。
5、カットダメージ
カットした断面から髪の弾力やしなやかさを与える成分が流出してしまうためパサついてしまう原因になります。
髪をいたわるシャンプーの仕方
では、大切な髪の健康を守るためにおうちでできるセルフケアとはどんなことでしょうか?
それは毎日のシャンプーを正しく行うことがサラサラヘアへの第一歩です。
ダメージを軽減するための乾かし方
サラサラヘアへの仕上げは髪の乾かし方。生乾きの状態で放置することは、雑菌が増え頭皮の状態を悪くしますし、髪はキューティクルが開き傷みやすくなっている状態ですので自然乾燥はNGです。
タオルドライはゴシゴシとこすらず、毛先をタオルではさみポンポンとたたくように
水分を吸い込ませます。
次に、ドライヤーの温風で乾きにくい根元・襟足から片手でかき上げながら乾かし、
根元がほとんど乾いたら毛先に向かって乾かします。
熱を分散させるため、ドライヤーは振りながら当てるように使いましょう。
全体が乾いたら、髪を下に向かって軽く引きながら根元から毛先にかけて冷風を
当て、開いたキューティクルを閉じることで、サラサラヘアの完成です。
シャンプーでサラサラ髪になる!おすすめシャンプー紹介
サラサラヘアを目指すには洗浄力の強いものよりも、美容成分を含む補修力の高いシャンプーを使用すると良いでしょう。
肌や髪と同じ弱酸性で洗うのがよく、アミノ酸は肌や髪と同じ主成分で弱酸性。
成分が近いので、キューティクルを補修してくれ、潤いも与えてくれます。
アミノ酸系成分は「ココイル~」や「ラウロイル~」と表記されていますのでシャンプー選びの際の参考にしていただくと良いでしょう。
市販のシャンプーのおすすめを少しご紹介します。
【ロクシタン 】ファイブハーブス リペアリング シャンプー
サラツヤ感の維持をパワーアップし、ダメージの補修・補強に加えて保護する成分もプラスされています。髪がダメージを受けにくい保護膜を作り、髪をサラツヤへ導きます。シリコンフリーで生分解性成分の配合も高いなどクリーンな処方に加えて、パッケージも100%再生プラスチックで地球に優しい商品です。
- 価格:¥2,860
- 容量:300ml
【アルジェラン】 モイストグロー シャンプー
髪質を選ばない万能なシャンプーです。
ブランド史上最高の泡立ちで、洗髪時の摩擦や絡まりから髪を守ってくれます。
日本人の髪質に合わせて、ワサビノキ種子油やマカデミア種子油などの自然由来保湿成分に加え、シトロネラを中心に精油が10種類もブレンドされておりとても贅沢な配合の商品です。
- 価格:¥2,420
- 容量:236ml
【コスルデコルテAQ】 リペア スムース シャンプー
濃密な泡立ちで髪と頭皮を優しく包み込み、潤いと指通りのよいなめらかな髪に仕上げてくれます。毛髪補修成分のオリーブ脂肪酸エチル配合で髪の芯まで浸透し、パサつきや乾燥などでダメージが進行した髪も毛先までしっかり補修してくれるので、うねりやくせの気になる髪を毛先までまとまる髪にしてくれる商品です。
- 価格:¥3,850
- 容量:250ml
おすすめヘアケア商品でさらにサラサラ髪に!
ヘアケアの基本はシャンプーですが、シャンプー後の一番傷みやすい濡れた髪の表面はコンディショナーで保護します。トリートメントは栄養成分を浸透させるものですので、コンディショナー前の使用が効果的ですが、忙しい毎日のケアはシャンプーとコンディショナーでつい終わらせてしまう……という方におすすめするアウトバスアイテムをご紹介します。
これまでのケアに少し加え、簡単に、さらなるサラサラ感アップを目指しましょう。
ヘアオイル
ドライヤーの熱から髪を守るトリートメントの役割と、毛先まで潤いを与えてまとまりやすい髪にするスタイリング剤の役割もできる万能アイテムです。
タオルドライ後、髪の中間から毛先に向かって掌でなじませ、余ったオイルはトップや顔周りにもみ込み、更にコームで全体になじませてからドライヤー。栄養分や水分を閉じ込め、つやつやな仕上がりになります。
使う量により仕上がりが変わりますので、なりたいスタイリングで調整しましょう。
ヘアドライヤー
「ドライヤーは髪を痛めてしまうもの」というイメージがありますが、最近は毎日使い続けることで、頭皮や髪をケアしてくれるものが主流になってきています。豊富な種類の中から選ぶというのは少し難しいことですが、とにかく安くて乾けばいい、というところから、「なりたい髪になる」というこだわりをもって選んでみるのもサラサラ髪へつながる一歩となります。
毎日使うものですので、重さ、風量、音量なども含め、理想の一台を探しましょう。
ヘアドライタオル
「え、タオル?」と思われるかもしれませんが、お風呂上りに早く乾かそうと濡れた頭皮や髪をタオルでゴシゴシ……なんてことは、確かに水分が少ない方がドライヤーの時間を減らし熱のダメージを抑えることはできますが、摩擦のダメージを加えてしまいます。水分は上から下に落ちていくものですので、頭皮を軽く押さえて吸水した後は、毛先を包んで吸水するだけでかなりの水分がなくなります。頭皮も髪も痛めない素材と吸水性の高いものが理想です。
まとめ
ヘアケアアイテムはとにかく種類が多く、何を使ったらいいか迷ってしまい失敗したり諦めてしまった経験がある方も少なくはありません。
ポイントは特に気になる部分のケアをするアイテムを選び、さらに効果的に使うこと。
ケア製品はその効果に加え、好きな香りで気持ちも楽しく使えるものを選ぶのもよいですし、ダメージを防ぐものにこだわってみるのも大切ですが、まずは毎日のシャンプーで髪を労わってみるのはいかがでしょうか。
徳井 ゆう
最新記事 by 徳井 ゆう (全て見る)
- 3か月でサラサラ髪になりたい!セルフケアと厳選人気シャンプーを紹介! - 2022年2月27日
①ブラッシング・・・汚れを浮かせ、絡まりをほぐす
②予洗い・・・ぬるま湯(36~38℃)で地肌までしっかりと汚れを洗い落とす
(予洗いで髪のほこりやスタイリング剤の汚れはほとんど落ちる)
③地肌マッサージ・・・シャンプーをしっかり泡立て、指腹で頭皮をマッサージ
④泡なで洗い・・・髪はこすらず泡でなでるように
⑤しっかりすすぎ・・・ヌルヌル感がなくなるまで念入りに
⑥トリートメント・・・毛先は十分に揉みこみ、それから全体へ
⑦乾燥・・・タオルで水分を取り、ドライヤーで適度に