マイクロインフルエンサーマーケティングが今熱い?!コスパ最強の広告戦略!

ここ数年インフルエンサーマーケティングが非常に流行りだし、大企業はもちろん中小企業やスタートアップ・ベンチャー企業などもインフルエンサーマーケティングを行っています。

ここではインフルエンサーマーケティングの中でも、ここ最近注目されている「マイクロインフルエンサーを使ったマーケティング」の活用について解説していきたいと思います。

ただ闇雲に依頼するのではなく、しっかりと自社商品のターゲットにマッチしたマイクロインフルエンサーを活用することで、自社商品が売れやすくなり、効果が期待できますのでぜひ参考にしてみてください。

インフルエンサーマーケティングとは?

画像引用元:Canva

インフルエンサーマーケティングとは、TwitterやYouTube、Instagram、TikTokなどSNS上でフォロワーを多数持ち、ある特定のコミュニティ内で影響力のある人たちを使ったマーケティング手法を言います。

このような人たちの力を借りて自社の商品を宣伝したり、イベントの告知や施設紹介などを行っていきます。

インフルエンサーを使った事例

画像引用元:Canva

インフルエンサーを使った主な事例を紹介していきたいと思います。インフルエンサーの活用が非常に多いものとしてユーチューバーがあげられます。例えば日本一の登録者数を誇るHIKAKINさんなどを起用した商品紹介やレビューなどが非常に有名です。

Instagramでは、インスタグラマーに自社の化粧品の商品を使ってもらったりもします。

自社商品のターゲット層がよく利用しているプラットフォームが活用されます。10代女性などはTikTok、30代女性などはInstagramなど、各SNSのユーザー層をリサーチして広告依頼を出しています。

インフルエンサーマーケティングの市場規模について

引用元:サイバー・バズ/デジタルインファクト

こちらは、株式会社サイバー・バズと株式会社デジタルインファクトが2020年に行ったソーシャルメディアマーケティングの市場規模調査を行った結果です。

2018年、インフルエンサーマーケティングの市場規模は219億円だったのに対し、2020年では317億円に上りました。そして2025年には723億円になると予想されております。

2018年〜2025年の8年間で約3.3倍以上の市場規模になると予想されていますので、今後さらにインフルエンサーマーケティングは注目されていくことでしょう。

さらに市場がレッドオーシャンになる前に、しっかりとインフルエンサーマーケティングを理解し活用していくことが企業戦略にとても有効です。

インフルエンサーマーケティングがおすすめな理由とは?

画像引用元:Canva

次にインフルエンサーマーケティングをおすすめする理由をお伝えします。

広告だけど広告っぽくない

インフルエンサーマーケティングは一般の広告CMやYouTube広告などと違い、広告らしくないところです。ですので、ターゲットとなるフォロワーやユーザーに対して違和感なく認知されやすい点があげられます。

柔軟な対応をしてくれる

他には、インフルエンサーは個人で活動している人が多いので、柔軟な対応をしてくれる方が多いです。例えばインフルエンサーの自宅で開封レビューをしてくれたり、ライブ配信でリスナーと会話をしながら商品のレビューをしてくれたりします。

他にはイベントの告知やホテルなどの宿泊紹介なども、現地まで来てくれる方もいます。

コストを抑えられる

そして何と言っても、芸能事務所に所属しているタレントさんと比較して圧倒的にコストが安い所が魅力的です。

もちろん全く認知度がないお笑い芸人さんとHIKAKINさんを比べたら、HIKAKINさんの方がコストは割高ですが、一般的によく知られているタレントさんと比べれば、インフルエンサーを活用する方が低コストで交渉しやすいので、中小企業も参入しやすいでしょう。

なぜトップインフルエンサーではなくマイクロインフルエンサーがオススメなのか?

画像引用元:Canva

インフルエンサーといってもフォロワー数・登録者数によっていくつかにカテゴライズされます。100万人以上のフォロワーがいる人たちを「トップインフルエンサー」と呼び、影響力が絶大です。このレベルに達すると、タレントの影響力とほぼ同じ、もしくはそれ以上の影響力があります。

次いで「マクロインフルエンサー」と呼ばれる人たちは、フォロワー数が10万人以上100万人未満です。もちろん、マクロインフルエンサーもかなりの影響力を持っています。

では今注目されている「マイクロインフルエンサー」はどのくらいの影響力なのでしょうか?フォロワー数は1万人から10万人未満。

1万人のフォロワー数は、一般の人でも1年間SNSを頑張っていれば、なれない数字ではありません。ですのでどちらかというと、普通の人よりの方が多いです。逆に言うとフォロワーや登録者にとても近い存在で、コメントをすると、コメントバックしてくれる方が多くいます。

こういった相互コミュニケーションもあり、そのインフルエンサーに親近感を持ち本当に好きでフォローしている人たちが多いのが特徴です。

逆にトップインフルエンサーのようなかなりの影響力を持った人たちは、とりあえずフォローしておくかといった、「とりあえず属性」が非常に多く、意外にアンチもフォローしていたりします。

このようなことから、認知を広めたいならトップインフルエンサーやマクロインフルエンサーが良いのですが、商品を購入してほしい、イベントに来て欲しい、などフォロワーや視聴者に行動してほしいアクションがある場合は、マイクロインフルエンサーに広告を依頼する方が費用対効果が抜群に良いでしょう。

しかも広告費用もトップインフルエンサーとは比較にならないほど安く受けてくれますので、マイクロインフルエンサーを複数リストアップして時間差で広告を流してもらうのも非常に効果的です。

マイクロインフルエンサーの探し方について

画像引用元:Canva

では、マイクロインフルエンサーの探し方を解説していきたいと思います。主に3つのステップがありますので参考にしてみてください。

検索窓にキーワードを打ち込んで探す

検索窓にキーワードを入れて検索し、自社商品とマッチするマイクロインフルエンサーを探します。手作業で地道な作業ですが、この方法はコストがかからないので、広告費を浮かしたい方に有効です。

その後、目ぼしいマイクロインフルエンサーを見つけたら、DMなどでやりとりしていきましょう。人によってはプロフィール欄に仕事の依頼先としてメールアドレスを記載している方もいます。その場合はメールアドレスに仕事の依頼をしていきましょう。

インフルエンサー検索ツールを使う

より効率的に探すには、インフルエンサー検索ツールを使う方法もあります。Instagram、YouTube、Twitterなど各SNSに特化したツールがあります。

例えばInstagramでは、Social Insightと呼ばれる、インフルエンサーのリストアップツールがあります。

このリストアップツールを使うことで、より簡単に自社商品に合ったマイクロインフルエンサーをリストアップしていくことができます。

キャスティング会社を使う

最後はキャスティング会社を使う方法があります。これは人の手が入るので仲介手数料などが入り割高にもなってしまいます。しかしどのような企画にするかなど、マーケティングからからターゲティング、企画に到るまでを一緒になって考えてもらえるというメリットがあります。

他には、広告を配信したあとの成果報告レポートなどもくれたりと、スタートからゴールまで丸投げで依頼することができます。

ただしマイクロインフルエンサーを使うのであれば、キャスティング会社に依頼するよりも、地道に検索した方が良いでしょう。なぜかと言うと、キャスティング会社に所属している方は、トップインフルエンサーやメガインフルエンサーが多いからです。

事業規模と予算に応じて探し方を工夫してみてください。

マイクロインフルエンサーを使う上で気をつけるべき5つのポイント

画像引用元:Canva

マイクロインフルエンサーに依頼するときに気をつけなくてはならないことがありますので紹介していきます。

1,マイクロインフルエンサーの世界観を大切にする

Instagramの投稿や、YouTubeなどの動画投稿などは、マイクロインフルエンサーにお任せして、ある程度自由度を持たせてあげないといけません。なぜかと言うと、マイクロインフルエンサーのフォロワーや登録者は、コアなファンが多いので、マイクロインフルエンサーの世界観が好きな人が多いからです。

もし変に指図してしまって、マイクロインフルエンサーの世界観が崩れてしまうと、フォロワーや視聴者は違和感を感じてしまいます。違和感を感じると、企業案件臭さを感じてしまい、逆効果になってしまいます。ですので、マイクロインフルエンサーの世界観をしっかりと尊重した上で配信してもらうようにしましょう。

2、フォロワーが購入したものでないか調べる

2つ目はフォロワーが本物か偽物かを調べる必要があります。フォロワーはネット上で非常に安く購入することができます。ですので、一見たくさんフォロワーがいても、全く効果のない無駄な広告になってしまう場合もあります。

こうならないためにも、購入したフォロワーかどうかを事前に調べていきましょう。調べ方はツールを活用することである程度わかります。

さてはフォロワー買いました?

このツールはInstagramのフォロワーの増加数を時系列にグラフとして出してくれます。通常はなだらかな伸びで右肩あがりにグラフが伸びていくのですが、フォロワーを購入した場合、ある時期だけ一気にフォロワー数が増えてその後一気に下がるという不自然な山があります。なだらかな右肩上がりで増えていくのであれば、自然なフォロワーの増え方ですので問題ありません。

他にはフォロワー数に対して「いいね!」の数が非常に少ない場合も、あまり良いアカウントとは言えません。購入はしていないけれど、アクティブなユーザーではないので、依頼するのは控えておきましょう。

3,ステマにならないようにする

3つ目はステマにならないように気をつけましょう。ステマとは「ステルスマーケティング」の略で、企業案件なのに、案件だと言うことを伝えず、インフルエンサーがあたかも自分で購入したかのように見せて商品を紹介することをいいます。このようなステルスマーケティングは、過去に芸能人が行い、芸能界を干された事例もあります。

もちろん一般のインフルエンサーマーケティングでも行われ、炎上したことがあります。こういったことがばれるとすぐにTwitter上で炎上しますので、企業側もインフルエンサー側もお互いメリットがありません。絶対にステマにならないように気をつけましょう。

4、ビジネスパートナーとして接する

マイクロインフルエンサーをただの下請けとして扱うと、相手にもその気持ちや態度が伝わってしまいます。ですので、ビジネスパートナーという意識でしっかりと配慮を持って接していきましょう。相手も人間です。尊重され大事に扱われたら、予算以上のこともしてもらえるかもしれません。

逆に横柄な態度を取られたと感じると、やる気も失ってしまいますので、最低限のやるべき事しかしてくれないでしょう。相手は個人だとしてもあなたの会社のPRをしてくれる存在なので、丁寧に接して損はありません。

会社からの態度は、マイクロインフルエンサーのプライベートに出回り、「あの会社の担当は感じが悪かった」などあなたの会社の悪い評判へと繋がります。

できることなら、「あの会社の担当さんはとっても感じの良い人で、プライベートでもあの製品使ってるよ」と言われるようにした方が、本当の意味でのインフルエンサーマーケティングに繋がります。

5,しっかりデータを取ってPDCAを回す

最後は、しっかりとデータを数値化してPDCAを回していきましょう。たった1回の広告配信だとしても、どのくらいの人にリーチしてどのぐらいのエンゲージメント数があったのかしっかりとデータ分析することが大事です。それができるのがインターネットの素晴らしさです。

これを金額が安いからといってやらないでいると、無駄なお金を使って何の反応もないまま、マイクロインフルエンサーマーケティングは失敗に終わります。しっかりと数値管理をしていくことが非常に大事です。

まとめ

ここまでインフルエンサーマーケティングとマイクロインフルエンサーを使うメリットをお伝えしてきました。

今後さらに成長していくインフルエンサーマーケティングの市場。企業側もSNSをしっかりと学んで、そこで活躍するインフルエンサーに広告塔となってもらい、自社商品を紹介してもらうことは大きな企業戦略の柱になることでしょう。

その中でもマイクロインフルエンサーは低コストでコアなファンがいるので、非常にコスパの良い広告塔になってくれる方たちです。まずは1〜2回程テストマーケティングを行ってみて、効果を実感できたらリストアップして広告戦略の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?

The following two tabs change content below.

多田たかひろ

2013年からブログでアフィリエイトを開始。SEOにも知見が深い。SEOライティングはもちろん、コピーライティングにも造詣が深く、LP作成なども行う。Instagramのアカウントは1万フォロワーを超え、Instagramの運用ノウハウや、ライン公式アカウントのAPI機能Lステップにも精通しており、主にWebマーケティングを主軸とした活動を行っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
多田たかひろ
2013年からブログでアフィリエイトを開始。SEOにも知見が深い。SEOライティングはもちろん、コピーライティングにも造詣が深く、LP作成なども行う。Instagramのアカウントは1万フォロワーを超え、Instagramの運用ノウハウや、ライン公式アカウントのAPI機能Lステップにも精通しており、主にWebマーケティングを主軸とした活動を行っている。