ソロキャンプは、文字通り一人でキャンプをすることです。
しかし、ソロキャンプデビューをしようと思っても何が必要なのか費用はどれくらいかかるのか分からないという悩みはありませんか?
複数で行うキャンプとは異なり荷物の制限があるため、ソロキャンプの道具の選び方は、使いやすさと携帯性をポイントに抑えておけば大丈夫です。
使いやすさで重要視されてることは、一人で設置から片付けまで全て行うため、取り扱いが簡単であるという点です。
携帯性については、必要最低限の道具にまとめてなるべく身軽にするのがおすすめです。
実際に、何が必要なのか初心者に簡単な道具の選び方、揃え方、費用を抑える方法まで解説します。
Contents
ソロキャンプは自由度の高さが魅力!
ソロキャンプの魅力は、たった一人で好きな時間に好きな場所で、自由気ままにやりたいことや人に気を使わずのんびりキャンプができることです。
家族や友人など大勢でワイワイ行うキャンプもいいですが、予定を合わせたり、気を使うことが面倒で疲れる人も多いでしょう。
例えば、自分はのんびりしたいのに、一緒にキャンプをしている友人がアクティブだと、理想としていたキャンプができずに疲れてしまいます。
ソロキャンプは、周囲に気を使う必要がなくゆっくり過ごせることから今人気を集めています。
普段感じることのできない自然の中、自由気ままにゆっくり過ごせることがソロキャンプの醍醐味です。
ソロキャンプで最低限必要な道具リスト!
ここでは、ソロキャンプに必要な道具と選び方、使い方をご紹介します。
必需品1【テント】
テントは、その日自分の寝床となる場所で、ソロキャンプのマストアイテムです。
ソロキャンプ用のテントを選ぶポイントとしては
- 携帯性
- 耐久性
- 広さ
これらを考慮した上で初心者にオススメしたいのは、ワンタッチ式テントです。
ワンタッチ式テントとは、通常のテントと異なり各パーツがあらかじめ一体化されているため、紐を引っ張ったり骨組みを組み立てるだけで、設営が手軽にできます。
折りたたみ傘のようにたためる事が出来て、携帯性に優れているのが特徴です。
必需品2【ランタン】
ランタンは、夜の明かり確保に必要です。
ソロキャンプ初心者は、LEDランタンを選びましょう。
LEDランタンは、使いたい時にスイッチをオンにするだけで夜を照らせます。
電源は、あらかじめチャージする充電式と乾電池式で取り扱いも簡単です。
LED ランタンには、大きさが様々あります。
縦に長いものや平らなもの立方体、パネル状だったり大きさや形状は様々な物がありますが、コンパクトで持ち運びやすいものがおすすめです。
その理由としては、夜間にトイレに行く時、散歩に行く時などに持ち歩けるからです。
また他にも、天井に吊るして照明として使えるものであればとても便利です。
作業する時手元だけ明るく照らしても意外と不便で、少し高い位置から全体に光を当てた方が作業しやすいという利点があります。
ランタンを選ぶ時には、コンパクトで吊るせるものから選びましょう。
必需品3【寝袋】
寝袋は、快適な睡眠を得るための必須アイテムです。
寝袋には、マミー型と封筒型の2種類あります。
マミー型は、体にフィットするように作られていて、保温性と気密性が高いのが特徴です。
封筒型よりもスペースが少ないため、コンパクトで持ち運びが便利です。
一方、封筒型は、長方形でゆったりとした形状が特徴です。
天候や場所によって寝る時に熱がこもり足元が暑くなったり、足だけ出したい場合封筒型の寝袋ならジッパーを引くことで1枚の布団になり、足だけ出すことが可能です。
寒い時は封筒状にして、首の部分を巾着のように縛るなど臨機応変に対応することができます。
季節や自分の好みなどもあるかと思いますが、携帯性や保温性のあるマミー型がおすすめです。
必需品4【チェア】
チェアは、休憩を快適に過ごすための必需品です。
チェアを選ぶ時には、アルミフレームの折り畳める物を選びましょう。
アルミフレームで折り畳めるチェアは、重量がたった1kg程度と非常に軽いので、小さく背もたれがあるタイプだとより快適に過ごすことができます。
デメリットがあるとすれば、軽いため風で飛ばされる可能性があることです。
風の強い日にキャンプをする場合は十分注意が必要です。
必需品5【テーブル】
キャンプテーブルは、食事や物を置くときに使用します。
テーブルを選ぶポイントは、携帯性と高さです。
選ぶポイントとしては、持ち運びやすさを重視した足の短いタイプがおすすめです。
足の短いテーブルは地面に近いので、ゆったり座りながら自然を楽しむことができます。
料理を本格的に行いたい場合は、足の長いタイプが使いやすくておすすめです。
ただし、重量が増えて持ち運びにくくなるので注意しましょう。
おすすめとしては、組み立て式です。
組み立て式は、骨組みがバラバラになり天板が巻物状になるロールタイプになっているので、無駄なスペースがなくコンパクトに収納できます。
必需品6【焚き火台】
焚き火台を一つ持って行くと、火事防止の役割があるので便利です。
選び方には、注意点が大きく二つあります。
一つは、収納がコンパクトであるものを選ぶことです。
キャンプでは、多くの荷物を持っていく必要があり、できるだけ荷物を少なくするという意味で、収納時はコンパクトなサイズになる焚き火台を選びましょう。
二つ目は、調理機能の付いた物を選ぶことです。
焚き火台といっても様々な種類があり、大きく分けると、焼き目のついた調理器具やそうではないものに分けられます。
キャンプでは、当然食事の場面があり使い勝手の良い焚き火台をお勧めします。
必需品7【調理器具(クッカー)】
クッカーとは、鍋やフライパンなどの調理器具であり、キャンプ飯を作ることができます。
クッカーを選ぶときは、収納性と素材がポイントです。
調理器具は、比較的かさばる傾向があるので、一つ一つを小さくできるものであれば荷物になりません。
鍋や飯盒など、底の深いものであれば他の器具を収納する事で、コンパクトに持ち運べます。
おすすめの素材は、チタンです。
チタン素材は強度が高く、軽量といった特徴があります。
高価で焦げやすいのがデメリットですが、セットで売られているものがあるので、安く抑えることができます。
ソロキャンプであると便利な道具リスト!
ここでは、ソロキャンプにあると便利なキャンプ用品をご紹介いたします。
便利品1【タープ】
タープとは、テントに併設して立てる日差しや雨を防ぐための広い布のことです。
タープの使い方は、主に二種類です。
一つは、キャンプを快適に過ごすために用います。
日中の強い日差しを避け快適に過ごすため、雨の日に屋外で濡れないために使用します。
二つ目の使い方はソロキャンプ上級者向けの、タープのみで行うタープ泊です。
荷物をとにかく少なくしたい人、自然とふれあいながら寝たいそんな超ワイルドな人におすすめです。
タープがあれば快適になるので、あるとおすすめです。
便利品2【クーラーボックス】
気温の高い夏場冷たい水、食料を保冷するのに活躍するクーラーボックスは、重宝されています。
クーラーボックスの選び方は、主に三つあります。
一つは、クーラーボックスで使われる機材についてです。
おすすめの機材は、真空断熱パネルです。
真空断熱パネルは、高い保冷力を持っています。
そのため、熱を逃がさず飲み物などを冷えたままにすることができます。
さらに、保冷剤を入れることによって保冷力が高まり、長時間冷えたままにすることができます。
但し、日数が多いほど値段が高くなるため、予算に応じて必要な日数を数えて選びましょう。
二つ目は、クーラーボックスの耐久性です。
クーラーボックスは、耐久性が低いと壊れてしまう可能性があります。
外部の衝撃に強いハードタイプを選ぶといいでしょう。
ハードタイプは、一見重くてスペースが必要なので邪魔と感じると思いますが、椅子として利用したり、断熱材の効果で保冷力が高く、ソロキャンプに向いています。
三つ目は、サイズです。
サイズが大きくなるほど、重くなります。
サイズが小さくなると軽いですが、その分容量が小さくなり、たくさん物を詰め込むことができなくなります。
しかしソロキャンプでは、荷物が重たいことは絶対に避けたいところです。
必要最低限自分に必要なものを確認してあまり大きすぎないものを選びましょう。
便利品3【バーナー】
バーナーがあることで、調理の時だけでなく美味しいコーヒーを入れることができ、ソロキャンプをより楽しむことができます。
初めてのソロキャンプでおすすめなのがシングルバーナーです。
シングルバーナーはコンパクトに収納可能で、 収納時に一本のボトルしか見えなくなるほど小さくなるものもあり、可能な限り荷物を少なくすることができます。
また、火力を保つためには、防風対策が必要です。
ホームセンターなので、風除板、防風板といった名前で風を遮る板が売っています。
それをバーナーやコンロの前に置くと風で火が飛び移ることを防ぎます。
ツーバーナーでも風除板付きのものがありますが、シングルバーナーにはないのでセットで購入することをお勧めします
ソロキャンプデビューで費用を抑えるならレンタルもおすすめ!
ソロキャンプの費用を抑えたいのであれば、キャンプ機材をレンタルできるキャンプ場を選びましょう。
キャンプ機材やバーベーキュー機材をレンタルすると、お金をかけずに手ぶらでキャンプすることができるのが最大の魅力です。
また中には、食材を用意してくれるキャンプ場もあります。
手ぶらでキャンプをすることが可能なので、まずはそういったキャンプ場を探してソロキャンプをスタートしてみましょう。
まとめ
ソロキャンプは、普段では味わえないワクワク感を味わえますが、荷物が多いと大変苦労します。
携帯性の高い道具を工夫し荷物を減らせば、快適に過ごせます。
不安はあるかもしれませんが、それをどうやって乗り越えられるのかもソロキャンプの醍醐味です。
それでも不安でしたら、レンタルを使ってソロキャンプをしてみましょう。
齋藤菜花
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- ソロキャンプ初心者が揃えるべき道具は?費用を抑える方法まで徹底解説! - 2021年8月20日
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