【初心者さん向け】アメリカンバイクに挑戦したい!おすすめの車種と装備

今回は初心者さんで「アメリカンバイクに乗りたい!」という方に、おすすめのアメリカンバイクを紹介していきたいと思います。

「アメリカンバイク」とはどんなものなの?

どんなバイクがあるの?

排気量はどれくらいを選べばいい?

このような疑問を解決しつつ、「アメリカンバイク」の魅力をお伝えします。

合わせて用意しておくと良い、装備なども紹介していきます。

アメリカンバイクの特徴と概要

引用:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%90%e3%82%a4-%e3%83%ac%e3%83%88%e3%83%ad-%e9%80%9f%e5%ba%a6-4409063/

まず、アメリカンバイクとはどのようなものなのでしょうか?

アメリカンバイクの特徴としては、第一に「見た目」が挙げられます。

車高の重心が低く、同じ排気量のバイクに比べてかなり大きく見えます。

そのため、どのタイプのバイクよりも重く乗りにくそうな印象を受けるかもしれません。

しかし、その低いシート高は地面への足付きも良く、疲れにくいのです。

そのおかげでまたがった時の安定感は、アメリカンバイクが一番ではないでしょうか。

またその見た目とは裏腹に、思い通りに走行してくれるハンドリングのしやすさと性能のおかげで、他のどのタイプのバイクよりも運転しやすいのです。

そういったことから、ツーリングや街乗りでその性能を発揮してくれます。

アメリカンバイクという呼び方ですが、これは日本でのこのタイプのバイクを総称しているものです。

もともと海外ではクルーザーと呼ばれ、1930年代からハーレーダビッドソンやインディアンなどの米国のメーカーで製造された車種によって、その特徴が確立されたものです。

日本ではこれらが米国製オートバイであったことから、「アメリカンバイク」と呼ばれるようになりました。

近年では、米国以外で製造されたクルーザーも増えてきたことや、米国製オートバイがすべてクルーザーに該当するとは限らないため、日本でも「クルーザー」と呼ぶ場合が増えてきています。

しかし、ここでは以降「アメリカンバイク」として表記していきます。

アメリカンバイクの代表的なブランド

引用:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%89%e3%82%a2-%e3%83%9b%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%ab-%e8%87%aa%e8%bb%a2%e8%bb%8a-%e5%ae%b6-3268024/

アメリカンバイクの代表的なものとして、以下のメーカーなどがあります。

ここでは、米国有名2社と国産4社をあげました。

また、初心者さんにはイメージしにくい、「エンジン回りの構造と特徴」についても解説します。

アメリカの有名なバイクメーカー2社

ハーレー・ダビットソン

ハーレー・ダビットソンは、1903年に創立されました。

それから100年以上の間、アメリカ産モーターサイクルの主役であり続けている老舗メーカーです。

インディアン・モーターサイクル

インディアン・モーターサイクルは、1901年に設立されました。

最古のモータサイクルで、ハーレ・ダビットソンと双璧を成しましたが、1953年に販売不振により1度は倒産しました。

しかし、2004年には、新生インディアン・モーターサイクル社として再起しました。

上記2社については、残念ながら250ccのバイクは販売されていません。

しかし、アメリカンバイクが好きな方が「いつか乗りたいバイク」としてよく名前を挙げるメーカーですから、頭の片隅にでも覚えておいてください。

エンジン回りの仕組みと特徴

ここからは、国産4社の250ccの「アメリカンバイク」を紹介していきますが、その前にまず、エンジン回りの仕組みと特徴を解説します。

なお下記説明の中にあるVツインエンジンですが、これはシリンダーヘッドが2個(2気筒)がV型に配置されていることからそう呼ばれています。

また挟角とは、Vの配列の間の角度を表しています。挟角の角度の違いは、各メーカーでエンジンの外観や出力特性に変化をつけています。

さらに、エンジンの冷却の構造として2つの種類があり、「空冷」か「水冷」かに分けられています。

空冷と水冷の違いですが、空冷エンジンは、外気と走行風でエンジンを冷却しています。

冷却能力は、水冷のものより劣ります。

水冷エンジンは、エンジン内部に冷却水を循環させる構造をしており、エンジンの温度を安定して制御できます。

そのため、空冷エンジンより冷却能力が、高くなっています。

補足ですが、空冷と水冷のエンジンは、見た目も大きく違います。

空冷エンジンは、冷却フィン(シリンダーヘッド部の凹凸部分)があり、昔ながらのエンジンの形が好きな方には、未だに根強い人気があります。

しかし、現在の主流は水冷エンジンです。水冷エンジンはデザインが新しく、メカニカルな形状をしています。

下記の車種のなかではレブル250のみが、水冷単気筒エンジンです。

シリンダーヘッドが1つ(単気筒)でまっすぐに配置され、スポーツバイクのエンジン特性をアレンジして搭載しています。

では、各メーカー別に見ていきましょう。

国産の有名なバイクメーカー4社の代表例

<ヤマハ>

ドラッグスター250(生産終了)

空冷60度のVツインエンジンを搭載しています。

地を這うようなローダウンスタイルで、ワイドハンドルにファットタンク、肉厚のシートがクラシカル&ワイルドを演出しています。

2017年型が最終型です。

ビラーゴ250(生産終了)

挟角60度OHC2バルブ空冷Vツインエンジンを搭載しています。

クルーザーらしい、鼓動感あふれる低回転域からのトルクを重視したエンジンです。

1996年型が最終型です。

北米向けはVスター250の名称で、現在も販売されています。

<ホンダ>

レブル250

水冷単気筒エンジンを搭載しています。

低回転域でのトルク重視で、街乗りが快適で楽なのも特徴です。

クセの強すぎないアメリカンスタイルで、シンプルさが売りです。

現在、250ccアメリカンバイクの国産唯一の現行モデルです。

Vツインマグナ250(生産終了)

エンジンは挟角90度Vツインを搭載しています。

低中速域重視のエンジンで、大胆に跳ね上がった右2本出しマフラーが特徴的です。

リヤのアルミディッシュホイールは、ドラッグレース用のマシンのような作り込みがしてあります。

(※ドラッグレースとは、アメリカを発祥とする直線での速さを競うモータースポーツです。)

フロントにはディッシュホイールを装着しています。

2007年型が最終型です。

<カワサキ>

エリミネータ250V(生産終了)

エリミネーターシリーズ中唯一のVツイン車です。

最高出力38馬力、先代よりもクルーザー要素を強めたデザインになっています。

2007年型が最終型です。

<スズキ>

イントルーダーLC250(生産終了)

挟角65度空冷Vツインエンジンを採用しています。

アメリカンクルザーっぽくシンプルです。

細部までメッキパーツを多用して、質感をアップしています。

2006年型が最終型です。

ひと昔前までは、各メーカーどこでも250ccアメリカンバイクを販売していましたが、残念ながら時代の流れで現行新車販売されてる車体は、レブル250のみとなってしまいました。

補足情報としてUSヤマハでまだ販売をしている、「V-STSR250(ビラーゴ250)」の存在があります。

逆輸入といったかたちで、購入は可能です。

現在は国産各メーカー250のラインナップは、縮小方向にあるようです。

しかし、中古市場にはまだまだ十分な在庫がありますので、安心してください。

初めてのアメリカンバイクは250CCがおすすめ、その理由は?~制度面

引用:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%83%e3%83%88-%e9%81%93%e8%b7%af-%e7%a9%ba-%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%9e-4899954/

「初めてのアメリカンバイクには250CCがおすすめ」だとされていますが、その理由を、制度面から見ていきましょう。

車検不要

250cc以下のバイクは車検がありません。

そのため、維持費が安く済みます。

バイクの維持費は、車検があるかないかでかなり変わってきます。

しかし、メンテナンスは必要となるので、初めのうちは購入したバイク屋さんに、メンテナンスをお願いするのが良いでしょう。

ただ、自分でメンテナンスも覚えれば、さらに維持費を安くすることが可能ですから、興味がある方は覚えてみてください。

高速道路通行可能

125cc以上のバイクは、高速道路の通行が可能です。

高速道路を使用してのツーリングができるため、より遠くに行くことも可能です。

そのため、幅広い計画が立てられます。

2人乗り可

250ccのバイクは以下の条件をすべて満たせば、タンデム走行(2人乗り)が可能です。

条件としては、排気量50cc以上で乗車定員2名のバイクであることです。

また、そのバイクに乗れる条件の免許を取得してから、1年以上経過していることも必要です。

さらに高速道路での2人乗りは、もう少し条件が厳しくなります。

「年齢20歳以上」かつ「自動二輪車の運転免許を交付されてから3年以上経過している」こと、さらに「125CC以上のバイクであること」といった項目が条件に追加されます。

ただし、東京都内の首都高速道路の一部では、タンデム走行は全面禁止の区間もありますので、利用する際は詳細を調べてからにしてください。

初めてのアメリカンバイクは250CCがおすすめ、その理由は?~構造面

構造面はどうでしょうか?

パッと見の見た目は400ccとあまり変わらない

先に述べたように、車検がなく維持費が安いうえに、パッと見た感じは400ccのバイクとあまり大きさに差がないため、十分にアメリカンバイクらしさを楽しめます。

取り回しが楽

エンジンのパワーは400ccのものに比べて劣りますが、初心者にとってはちょうど良いパワーともいえます。

また、車重も400ccに比べれば軽いので、取り回しし易く、アメリカンバイクの入門用に最適です。

【バイクと事故】初心者のころからそろえておきたいおすすめ装備

引用:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%98%e3%83%ab%e3%83%a1%e3%83%83%e3%83%88-2-%e4%bf%9d%e8%ad%b7-2688797/

どんな状況下でも、運転手は交通事故に巻き込まれる可能性に常にさらされています。

バイク事故も以下のような統計が出ています。

都内・全国の交通事故死者数構成率(警視庁調べのデータ)です。

2020年中の都内の交通事故による死者数は155人(+22人)でした。

そのうち、二輪車(原動機付自転車を含む)乗車中の交通事故死者数は、40人(+12人)です。

全体の25.8%(+4.8%)が、都内の二輪車乗車中の交通事故死者なのです。

都内では、全国平均18.5%よりも7.8%も高くなっています。

(注記)括弧内は前年比

交通死亡事故につながる損傷主部位として、頭部、胸部、腹部が大部分を占めています。

2020年中に発生した二輪車乗車中の死亡事故の25パーセントにおいて、事故時にヘルメットが脱落していました。

出典:警視庁ホームページ「二輪車の交通死亡事故統計(2020年中)」
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/2rin_jiko.html

このようなデータをふまえて、事故の際に被害を軽減させるために、装備をしっかり整えることが必要です。

たとえば、体を守るための装備として、以下のようなものがあります。

ヘルメット

ヘルメットは、頭部を守るために非常に重要なものです。

ヘルメットの種類
  • フルフェイスヘルメット
    頭・顔全体を覆っているため、安全性は非常に高いのです。逆に、通気性は悪く、重いといったデメリットもあります。
  • スポーツジェットヘルメット
    後頭部まで覆っていて、顎部分はなくシールドで顔を守っています。フルフェイスより防御面では劣りますが、通気性は良く比較的軽量です。
  • システ厶ヘルメット
    見た目はフルフェイスと同じように見えますが、顎部分~シールド部分まで上にあがる(フルフェイスは顎部が固定で、シール部分のみが上にあがる)、ジェットヘルメットのような構造をしています。
  • オフロードヘルメット
    安全性はフルフェイスと同じぐらいありますが、見た目がやはりオフ車(オフロード用のバイク)向けといった感じです。
  • ストリートジェットヘルメット
    先に紹介したスポーツジェットヘルメットと同じく、後頭部まで覆っています。
    全面はシールドを取り付けることもできますし、サングラスやゴーグルと合わせて、ファッション性を楽しむことができますが、その分防御性は下がります。

ヘルメットもいろいろな種類がありますので、自分のスタイルに合わせて選択してみましょう。

胸部プロテクター

ヘルメットが頭部を守るものならば、胸部プロテクターは、文字通り胸部分を守るためにあるものです。

種類としては「ウェア内蔵タイプ」と「単体タイプ」の2種類があります。

こちらは、どちらの種類を選んでもしっかり胸をガードしてくれるので、お好みで選択すればよいでしょう。

バイクでの交通死亡事故の原因では、頭部に次いで「胸部」となっていますので、胸部プロテクターは装着をおすすめします。

ほかのバイク用プロテクター

胸部以外にも、脊椎・腰・膝・肘・背中・首・脛・脇腹と各箇所を守るプロテクターも販売されています。

プロテクターは、自分の体を守ってくれるものですから、全ての箇所に装着していれば、もし事故を起こした時でもそれだけダメージを軽減してくれます。

そのなかでも重篤なけがを防ぐ意味でも、脊椎・背中・首といった箇所を守るプロテクターはおすすめです。

長袖長ズボン、グローブ着用が原則

基本バイクに乗る場合は、長袖長ズボンで乗るようにしましょう。

またグローブも安全面を考えると、装着することが望ましいのです。

バイクに乗るライダーは、常に体がむき出しです。

転倒時にいかに自分の体を守るかを考えましょう。

自分の体は自分で守るという思いで、安全対策を心がけてください。

「ライダー」だけが感じられる、その時・その場所の「風」を感じよう!

いかがでしたか?

最後に少し怖いことも言いましたが、なんといってもやはりバイクは「楽しい!」です。

エンジンの鼓動・オイルの匂い・マフラーからの排気音を体で感じ、仲間と一緒のツーリングや自分好みのバイクカスタムを楽しむ。

新しいこととの出会いの連続です。

あなたもその一歩を踏み出してみませんか?

あなたの背中を少しでも押せたなら、私も幸せです。

あなたがバイクと共に幸せが訪れますように。

 

<アイキャッチ画像引用URL>
引用:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%93%e3%83%83%e3%83%89%e3%82%bd%e3%83%b3-%e3%83%ad%e3%82%b4-5172940/

<参考URL>
【アメリカンバイクの種類と特徴】人気おすすめバイク20選!
https://www.bikemanv2.com/entry/amerikan
男らしい魅力たっぷりのアメリカンバイク。その魅力とベストな選び方
https://live-publishing.jp/media/5030/

クルーザー (オートバイ)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/

ヤマハ発動機株式会社 製品サイト
https://www.yamaha-motor.co.jp/
HONDA|バイク
https://www.honda.co.jp/motor/
バイクブロス
https://www.bikebros.co.jp/
おとなの自動車保険
https://www.ins-saison.co.jp/otona/oshiete/car/riding-two-bike.html
モーサイ
https://mc-web.jp/
歴史から紐解く!ハーレーとインディアン
https://www.gutschrome.jp/column/1913/
インディアン・モーターサイクルの歴史
https://customfront.jp/history/indian-his/
失敗しないヘルメット選び
https://www.tandem-style.com/beginner/types-of-motorcycle-helmets/

 

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後藤 和憲(Kazu_Ghost)

「経験」と「好き」で積み重ねた知識を文章で提供する、 フリーランスのWebライターです。 【可能対応ジャンル】は、 バイク・VAPE・車・アパレル・音楽などが得意ジャンルです。 28年間鉄工所で勤務し、治具・専用機の製作に携わってきました。 国家資格である機械加工技能士(数値制御フライス盤)1級の資格も取得しました。幅広いジャンルの執筆に対応可能です。

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